売却
空き家が売れないときに考える「買取」という選択肢
先に結論
仲介で買い手を探す方法のほかに、不動産会社が直接買い取る「買取」という方法があります。価格は仲介で売った場合の7〜9割程度が目安とされ、相場より下がる傾向がありますが、最短1週間〜1か月程度で現金化でき、契約不適合責任(引き渡し後の欠陥に対する売主の責任)が免除されることが多いといったメリットもあります。「早さ」を優先するか「価格」を優先するかで、選び方が変わります。
仲介と買取の違い
| 項目 | 仲介 | 買取 |
|---|---|---|
| 売却価格 | 市場価格に近い | 仲介の7〜9割程度が目安 |
| 期間 | 3〜6か月程度(長引くと1年以上のことも) | 最短1週間〜1か月程度 |
| 契約不適合責任 | 売主が負うことが一般的 | 免除されることが多い |
| 内見対応 | 複数回発生することが多い | 少ない、または不要なことが多い |
買取が向いているケース
- 維持費や固定資産税の負担を早く終わらせたい
- 再建築不可、老朽化が進んでいるなど、仲介では買い手が見つかりにくい
- 相続人が複数いて、早期に現金化して分配したい
- 内見対応や近隣への配慮に時間や気力を割きにくい
買取価格は業者によって差が出やすいため、可能であれば複数社から見積もりを取り、査定の根拠(周辺相場、リフォーム費用の見込みなど)を確認すると、納得感のある判断につながります。